textsearch-icon_64.pngテキスト検索 (TextSearch)

Deskbar:項目無し、通常は Tracker アドオンから起動
場所:/boot/system/apps/TextSearch
設定ファイル:~/config/settings/TextSearch


テキスト検索 (TextSearch) は、テキストファイル中の文字列を検索します。通常、Tracker アドオンコンテキストメニューから選択したフォルダーやファイル内を検索するために呼び出されます。

textsearch.png

上のテキストボックスに検索する文字列を入力し、RETURN を押すか、検索開始 (Search) をクリックして開始します。行を表示 (Show lines) がチェックされていた場合、検索結果は検索内容が入っているファイルの行を表示するため自動的に拡大されます。

見ればわかるメニューアイテムについて少し。

ファイル (File) メニュー

新規ウィンドウ (New window)ALT N 新しいウィンドウを開き、同じファイルやフォルダーを別の文字列で検索。
ターゲットの指定... (Set target...)ALT F新しく検索するファイルやフォルダーを選択できます。ほかの方法として、ファイル / フォルダーをウィンドウにドラッグ&ドロップできます。

アクション (Action) メニュー

選択部のみ残す (Trim selection)ALT T リストから選択されてない部分を取り除く。
選択部を開く (Open selection)ALT O現在選択しているファイルを標準のアプリケーションで開く (ダブルクリックと同じ)。Pe などのテキストエディターが開かれた場合、検索文字列が見つかった行にジャンプする。
ファイルの場所を表示 (Show files in Tracker)ALT K現在選択しているファイルの場所を Tracker で開く。
テキストをクリップボードにコピー (Copy text to clipboard)ALT B選択部分をクリップボードにコピー。

設定メニュー

ドットで始まるフォルダーを無視する (Skip folders starting with a dot) これは管理用ファイルが ".folders/" フォルダーの中に隠されている "unix 的" な環境で作業している時に便利です。このフォルダーは SVN や CVS などのソースバージョン管理システムに使用されていて、Haiku でも広く使われています。
正規表現 (Regular expression) テキスト検索は、コマンドラインツール grep を使用します。そのため、'"*\\$?! およびスペースなどの特別な文字は \ でエスケープする必要があります。この設定を有効にすると、自分でそれを行わなければいけませんが、引き換えに正規表現のパワーを手に入れられます。
テキストファイルのみ (Text files only) テキスト検索はいまのところテキストファイル中の文字列検索だけに有効です。この設定を無効にするとすべてのファイルの内容をチェックします。
コードエディターでファイルを開く (Open files in code editor) ファイルを推奨のコードエディター (text/x-source-codeを扱えるもの) で強制的に開きます。言い方を変えれば、ファイルはファイルタイプにどんなアプリが設定されていてもエディターで開けます。たとえば、通常ブラウザーで開く HTML ファイルを編集するときに便利です。

検索履歴 (History) メニュー

最近検索した文字列が含まれています。

文字コード (Encoding) メニュー

必要なら、別の文字コードを選択できます。